ジムニーシリーズ(JB64/JB74/JC74)のカーナビ選びで悩んでいませんか?
私も現在ジムニーノマド納車待ち中。
スズキのアクセサリーカタログを見てため息が出ました。
純正ナビが20万円超えか。。。
これは、ジムニー・シエラ・ノマドのジムニーシリーズは、カーナビ取付の条件が完全に同じ。スタンダードモデルで19~22万円、上位のスタイリッシュモデルは26万円を超えています。
一方で、ディスプレーオーディオという選択肢も魅力的。スマホ連携の便利さは捨てがたいし、価格も手頃です。
しかし、ジムニーでオフロードに行くことを考えると、オフライン地図と地デジがないのは気になるところ。
そこで社外(後付け)ナビを徹底調査しました。7万円台のコスパ重視モデルから、純正を上回る高機能モデルまで、選択肢は意外に豊富でした。
この記事では、
- 純正ナビ20万円超えの実態
- 7万円台から選べる社外ナビ8機種
- 取付費用と取付依頼先
- バックカメラ等の同時取付メリット
この記事では、ジムニー カーナビ おすすめをオーナー目線でまとめています。
同じようにカーナビ選びで迷っている方の参考になれば幸いです。
ジムニーシリーズのカスタムについては、こちらの記事もご覧ください。



おすすめの社外(後付け)カーナビ
- コスパ重視
- KENWOOD 彩速ナビ MDV-S811HDL(8V型・約8.9万円)
- PIONEER 楽ナビ AVIC-RQ720(9V型・約10.3万円)
- Panasonic ストラーダ CN-CE01WD(7V型・約6.7万円)
- 大画面重視
- Panasonic ストラーダ CN-F1X10C1D(10V型・約17.8万円)
- ALPINE ビッグX EX10NX2-JI-64(10型・約26.8万円)
- PIONEER 楽ナビ AVIC-RF722(9V型・約12.6万円)
- 音質重視
- PIONEER サイバーナビ AVIC-CQ912Ⅳ(9V型・約18.9万円)
- KENWOOD 彩速ナビ MDV-M911HDL(9V型・約13.1万円)
ジムニーカーナビ選びで重要な3つのポイント
- 画面サイズは「一つ上」を選ぶ
- 周辺機器との同時取付でトータルコストを抑制
- 取付は専門業者に依頼して安全性確保
1 ジムニー純正ナビの実態|20万円超えの価格と機能から見える問題点
1-1 純正ナビのラインナップと価格(2025年最新カタログより)
ジムニー/ジムニーシエラ/ジムニーノマドの純正アクセサリーカタログ(2025年版)によると、ナビは以下のように5種類から選べるようになっています。
モデル名 | 本体価格 (税抜) | 工賃込価格 (税込) |
---|---|---|
9インチスタイリッシュナビ (PIONEER) | ¥247,500 | 約30万円 |
8インチスタンダードプラス (Panasonic) | ¥234,300 | 約25万円 |
8インチスタンダード (Panasonic) | ¥206,800 | 約22万円 |
8インチエントリーナビ (KENWOOD) | ¥168,300 | 約19万円 |
7インチシンプルモデル (KENWOOD) | ¥105,600 | 約12万円 |
出典:スズキ公式(※工賃込価格は参考:工賃、取付キット、アンテナ、ロックボルトなどを含めた場合の目安)

上位モデルは軽く25万円オーバー。最安のシンプルモデルでも12万円近くします。

ちなみに、「9インチスタイリッシュナビ」である楽ナビの同等製品価格をネットで調べると半額以下でした(詳しくは後述)。いろいろと安心感があるとはいえ、差が大きいですね…
純正ナビの価格設定には理由があるのか。次は、その中身を詳しく見ていきましょう。
1-2 純正ナビのメリット|安心感には代えがたい価値がある?
純正ナビを選ぶメリットは、大きく3つが挙げられます。
ジムニー(JB64)、ジムニーシエラ(JB74)、ジムニーノマド(JC74)のどれでも、同じ純正ナビがポン付けできます。
ステアリングスイッチはもちろん、車両情報との連動もスムーズ。バック連動や車速パルスも最初から設定済みで、素人がいじる必要がありません。取付はディーラーで行なうため、安心確実です。
純正ナビには3年間または6万kmの保証が付きます。さらに地図データは3〜5年間無料更新(モデルにより異なる)。
社外(後付け)ナビの保証は1年の製品が多いので、この差が大きいです。
純正ナビの価格には以下がすべて含まれています。
- ナビ本体
- 取付キット(ガーニッシュ、ブラケット等)
- 配線キット(電源、アンテナ変換等)
- 取付工賃
- ナビゲーションロックボルト※
社外ナビだと、これらを個別に購入する必要があり、結果的に2〜5万円の追加費用が発生することが多いです。
※ナビゲーションロックボルトとは、盗難を防止するためのボルトです。


純正ナビには、以上のようなメリットがあるわけです。



確かに「全部おまかせ」の安心感はありますね。その点はプライスレスです。なので純正ナビを敢えて選択するのは、もちろん「あり」です。
1-3 純正ナビの見過ごせないデメリット
一方で、純正ナビには無視できないデメリットも存在します。ここでは3つ挙げてみます。
最大の問題はやはり価格。具体的に比較してみましょう。
純正エントリーモデル(ケンウッド製):約168,300円
↓
同等機能の社外ナビ(ケンウッド MDV-S811HDL):約8.9万円(Amazon価格)
その差、約8万円。この差額があれば、バックカメラ(4万円)+ドラレコ(3万円)が買えてしまいます(取付費用は別途必要です)。
純正ナビは実質5機種のみ。しかも「ジムニー純正」と言いながら、ジムニー専用の機能は見当たりません。
対して、例えば、アルパインのビッグX(ジムニー専用モデル)なら、
- ジムニー専用オープニング画面
- 車種別音響チューニング
- 傾斜計・高度計表示
など、ジムニーオーナーには熱い機能が満載です。


純正ナビのスペックを見ると、最新トレンドから取り残されている感が否めません。
- 最大9インチ止まり(社外は10インチも登場)
- フローティングタイプなし
- ハイレゾ対応は最上位モデルのみ



純正は、2年程度古い機種が中心となっています。機能的には問題ありませんが、大金を払うので「最新」に期待してしまう気持ちもありますね。
次章では、ジムニーシリーズのカーナビの選び方について、2つの重要判断ポイントを紹介していきます。
2. ジムニーシリーズの後付けカーナビ選び|2つの重要判断ポイント
ジムニーの後付けカーナビ選びは、「画面サイズ&タイプ」と「機能&予算」の2つの軸で決まります。
2-1 画面サイズとタイプの選択(最新のトレンド)
「7インチ→8インチにすれば良かった」問題
価格.comの口コミを見ていると、「7インチナビを買ったけど、8インチにすれば良かった」という声が驚くほど多いです。
これ、単なる「大きい方がカッコいい」という話ではありません。
実際のユーザーが指摘している理由
- 地図の文字が小さくて読みにくい(特に高速道路の分岐点)
- タッチ操作のボタンが押しづらい(運転中の操作性)
- 画面分割時の情報量が不足(ナビ+オーディオ表示など)



「わずか1インチの差でしょ?」と思っていましたが、実際はかなり体感差があるようです。特に老眼が始まる年代の方は、7インチだと地図の細かい文字がきつくなるそうです。
一方で、7インチの唯一のメリットは価格の安さ。
エントリーモデルなら6万円台から選べるので、「とりあえずナビがあればいい」という方には悪くない選択です。
9インチの主流化|「大きくて見やすい」の高評価
2025年現在、「ジムニー向けカーナビ」の売れ筋は完全に9インチです。
Yahoo!ショッピングの人気ランキングでも、9V型カーナビと取付キットのセットが1位(彩速ナビ)と2位(楽ナビ)にランクインしています(Yahoo!ショッピングのランキングより。2025年6月現在)。
みんカラでも「大きくて見やすい」「ナビ自体がフラットでスッキリしてとても美しい装着感」と高評価が続出しています。
9インチが支持される理由
- 地図情報が圧倒的に見やすい
- ジムニーのインパネにジャストフィット(専用キット使用時)
- タッチ操作が快適(ボタンサイズに余裕)
- 価格と機能のバランスが良い(10万円前後)
現在は9インチが主流ですが、ジムニーのインパネとのバランスを考えると「8インチがちょうどいい」とする声も根強くあります。
9インチの注意点は、インダッシュ取付に約1.5万円前後の専用パネルが必要なこと。
8インチ用では、約6,000円なので、ここでコストの差が出ます。


もし、パイオニア製のカーナビならこちら。





9インチのインダッシュタイプ最大の弱点が専用パネル費用です。当然ですが、純正品でも「ナビ取付キット(9インチモデル用)」の31,790円が必要なので、宿命と思うほかないですね。
10インチの登場|「画質が数段上」「存在感半端ない」
2024年以降、10インチナビが本格的に市場投入されました。
そのメリットとデメリットはこの表のとおり。
10インチナビの | メリット10インチナビのデメリット |
---|---|
圧倒的な視認性(地図情報、バックカメラ映像など) エンターテイメント性(動画視聴、HDMI入力対応) | 価格の高さ 大きすぎて気が散る |
デメリットは、やはり価格。例えば、アルパインのEX10NX2-JI-64は工賃込みで30万円超え。



10インチは確かに迫力満点で価格以外のデメリットがほとんど思いつきません。実際、「一度付けたら手放せない」という声も多いんですよね。ただ、ジムニーの車内スペースを考えると「大きすぎる?」と感じる人もいるようです。
フローティング vs インダッシュ|デザイン重視か機能重視か
カーナビには大きく2つのタイプがあります。
インダッシュタイプ
- ダッシュボードにぴったり埋め込まれる
- オフロード走行時の画面ブレが少ない
- ジムニーの無骨なデザインとマッチ
- 専用パネルが必要(車種別に設計)


フローティングタイプ
- 画面部分が浮き出るように設置
- 大画面化しやすい(10インチ、11インチなど)
- 画面角度調整が可能
- 汎用性が高い(専用キット不要な場合あり)





個人的には、ジムニーの「道具感」を大切にしたいので、インダッシュ派です。フローティングも悪くないんですが、どうしても「後から付けました感」が出ちゃうんですよね。まあ、これは完全に好みの問題ですが。
2-2 機能重視・予算・専用性による選び方
画面サイズが決まったら、次は「何を重視するか」の整理です。
コストパフォーマンス重視|「必要十分」を狙い撃ち
「ナビとしての基本機能がしっかりしていて、価格が手頃」を求める方向け。
この価格帯の製品でも、基本ナビ機能は十分です。地図更新、フルセグ、Bluetoothといった機能はしっかり使えます。ただし、コスパ重視で注意したいのはディスプレイオーディオ(DA)という選択肢があること。
DAは確かに安価で、スマホのGoogleマップも使えて便利です。
でも、電波の届かない場所(トンネル、山間部)では完全にフリーズしてしまいます。



「都市部のトンネルが多い高速道路では全く使い物にならない」という口コミを見つけて、「なるほど」となりました。オフロードに行く機会が多いオーナーには、電波依存のディスプレイオーディオはちょっと心配ですね。
大画面重視|「見やすさ」に投資する価値
運転の安全性向上を第一に考える方向け。
特に年齢による視力低下を感じている方には、大画面の恩恵は計り知れません。
- 地図情報の圧倒的な見やすさ
- 運転中の視線移動が減る(安全運転に直結)
- バックカメラ映像が鮮明(駐車時の安全性向上)
- HDMI対応でエンターテイメント性も高い



「大は小を兼ねる」とはよく言ったもので、大画面で後悔する人はほとんどいません。逆に小さい画面で「もっと大きいのにすれば良かった」という後悔は本当に多いです。
音質重視|「車内コンサートホール」への憧れ
カーオーディオとしての音質にこだわりたい方向け。ハイレゾ対応、高音質設計のナビが該当します。
ただし、音質重視で重要なのはナビだけでは限界があるということ。
みんカラでは「しょせんジムニーなので(音質は)宝の持ちぐされになる」という意見に対し、「デッドニングのほうが効果あります」という指摘も。
音質改善の優先順位
- デッドニング施工(ドア内部の防振・吸音処理)
- スピーカー交換
- 高音質ナビの導入



私もこれまで乗ってきたクルマでは音質にこだわってきました。正直、音質については「沼」ですね。ジムニーの場合、車体構造的に不利な面もあるので、どこで割り切るかが重要だと思います。
次章では、これらの判断軸をもとに厳選した8機種を、具体的にご紹介していきます。
3 【オーナー目線で厳選】ジムニーシリーズおすすめカーナビ8選
ここからは、実際にジムニーオーナーの目線で厳選したカーナビ8機種をご紹介します。
価格、機能、画面サイズの3つの軸で分類し、それぞれの特徴と実際のユーザー評価をまとめました。
3-1 【コスパ重視】使いやすさと価格のバランス重視の3機種
まずは「必要十分な機能を手頃な価格で」を実現する3機種から。
純正ナビと比べて10万円以上安く、それでいて基本性能はしっかりしています。
KENWOOD 彩速ナビ MDV-S811HDL|8V型HDで高画質・高速レスポンス、コスパ重視のハイレゾ入門ナビ
8万円台でハイレゾ対応+高速レスポンスを実現したケンウッドの実力派


基本スペックと対応状況
項目 | 評価 | ポイント解説 |
---|---|---|
地図ナビ性能と更新頻度 | VICS WIDE対応、6軸慣性センサー搭載で高精度測位。会員登録から1年間の無料地図更新 | |
スマホ連携機能 | Apple CarPlay/Android Auto対応(有線接続)、Bluetooth Ver. 5.2準拠 | |
画面サイズと視認性 | 8V型HDパネル(1280×720画素)、広視野角170°で視認性良好 | |
ジムニー適合性 | ジムニー専用8インチ取付キットで対応可能、インダッシュタイプ | |
音質・オーディオ機能 | ハイレゾ音源対応、13バンドグラフィックイコライザー、タイムアライメント調整 | |
ドラレコ・カメラ連携 | 専用コネクタでドライブレコーダー映像入力、リアビューカメラ入力対応 | |
操作性・UI | 「ジェットレスポンスエンジンⅢ」搭載、デュアルコアCPUで高速描画 |


ジムニーオーナーの声
ケンウッド製の最新ナビが激安価格だったので、購入しました。8インチなので、充分見やすいです。購入価格 76,000 円
5レンジャーさん 出典:みんカラ
8型だと純正オプションのガーニッシュ(ピアスボルト風)が装着できる✨ 当初はディーラーオプションのKENWOODだったが、価格と性能(特に画質)でこちらに。純正のメリットは保証期間もさることながら『耐久性』に振っているとのこと。でもカーナビ故障の経験はない…
イテローさん 出典:みんカラ
装着に必要なキット
ジムニーへの装着のための取付キットがセットになった商品はこちらです。


さらに、バックカメラなどがセットになった商品もあります。





バックカメラも付属して14万円なら、純正との価格差を考えると十分以上と思える一台です。
Pioneer 楽ナビ AVIC-RQ720|9V型HDで地図が見やすい、高画質・高音質を追求したスタンダード楽ナビ
9インチHDパネルで地図表示が美しく、パイオニアの安定した基本性能が魅力


2023年3月発売ですが、純正の「9インチスタイリッシュナビ」と同型のナビです。
基本スペックと対応状況
項目 | 評価 | ポイント解説 |
---|---|---|
地図ナビ性能と更新頻度 | VICS WIDE対応、GPS・QZSS・GLONASS対応。MapFanスマートメンバーズで1年間無料更新(その後有料) | |
スマホ連携機能 | Apple CarPlay/Android Auto対応(有線接続のみ)、Wi-Fi機能搭載 | |
画面サイズと視認性 | 9V型HDパネル(1280×720画素)、高精細で地図・映像コンテンツが美しい | |
ジムニー適合性 | ジムニー専用9インチ取付キット「KLS-S901D」で対応、インダッシュタイプ | |
音質・オーディオ機能 | 最大出力50W×4、13バンドグラフィックイコライザー、ハイレゾダウンサンプリング再生 | |
ドラレコ・カメラ連携 | バックカメラ・ドライブレコーダー対応(別売) | |
操作性・UI | 「Doメニュー」で直感的操作、楽ナビ史上最速レスポンス |


ちなみに2025年5月発売の機種はこちらです。ワイヤレス接続のCarPlayに対応し、CPUの応答速度や液晶画質も向上しています。


ジムニーオーナーの声
このナビは画面も大きいし案内も分かりやすいし、ルート音声も的確だし言う事なしで凄く良い👍 実勢価格も12万円前後と大変お求めやすいです。
ケニーぽんさん 出典:みんカラ
何だかんだでカーナビ自分で付けるのは初めてでした。面倒だったのはバックカメラの取り付けと地デジのフィルムアンテナでしょうか 9インチナビをディーラーオプションで付けると30万ほどしましたので…頑張りました。。総額10万くらいで済んだかと思います。配線はジムニー用取り付けキットを使用したので基本カプラーオンで楽々でした。
ビックンさん 出典:みんカラ
装着に必要なキット
ジムニーへの装着には、以下の取付キットが必要です。9インチカーナビ取付キットがセットになった商品はこちらです。


この商品には、取付キットに加えて、バックカメラやETC2.0がセットになった商品もあります。





純正品では、総額30万円のモデルです。6点セットに含まれるバックカメラやETC2.0は当然、別売です。ネットで手配するのは「コスパ最強」ですね。
パナソニック ストラーダ CN-CE01WD|7V型HDで手軽にスマホ連携、コスパ最強の入門ストラーダ
6万円台でCarPlay/Android Auto対応、とりあえずナビが欲しい方の最有力候補


このストラーダは、価格.comのカーナビ注目ランキングで1位となっている機種です(2025年6月現在)。
基本スペックと対応状況
項目 | 評価 | ポイント解説 |
---|---|---|
地図ナビ性能と更新頻度 | VICS WIDE対応、ゼンリン地図データ使用。製品登録から最長で3年間の無料地図更新 | |
スマホ連携機能 | Apple CarPlay/Android Auto対応(有線接続・バージョンアップ必要)、Bluetooth 5.2対応 | |
画面サイズと視認性 | 7V型HDパネル(1280×720画素)、200mmワイドモデル | |
ジムニー適合性 | 200mmワイドで標準開口部に適合、取付キットが必要な場合あり | |
音質・オーディオ機能 | ハイレゾ音源対応、基本的な音質調整機能 | |
ドラレコ・カメラ連携 | バックカメラ対応(別売) | |
操作性・UI | 感圧式タッチパネル対応、基本的なナビ操作 |


ユーザーの声
シンプルイズベスト DVD/CDの機能が不要であれば、アンドロイドオートやアップルカープレイの拡張機能が使えるので、お値段も手頃ですし良い選択ではないでしょうか。
kurumayadadさん 出典:価格.com
10数年前の旧タイプのPanasonicナビを使用して来て耐久性も高く、操作性も良く信頼のおけるメーカーなので新型のこちらを購入しました。旧タイプに比べて目的地の設定がワンアクション多くなり使い勝手は劣化したイメージ。車両側デフォルトバックカメラの映像にステアリング線が表示されないので残念。総合的にはネット環境を駆使できる今時のナビで満足感はあります。
ニャン98さん 出典:価格.com
装着に必要なキット
ジムニーへの装着に必要な取付キットがセットになった商品もあります。


さらに、バックカメラがセットになった商品もあります。





パナソニックの長年ユーザーの評価は参考になりますね。一般的には人気のナビですが、ジムニーユーザーの利用実績が少ないのが意外でした。
3-2 【大画面重視】最新10インチ&フローティングの3機種
「とにかく大画面で見やすく」を求める方向けの3機種。10インチの圧倒的な存在感から、フローティングタイプの先進性まで、視認性を最優先に選びました。
パナソニック ストラーダ CN-F1X10C1D|10V型有機ELが織りなす圧倒的映像美、フローティング大画面のフラッグシップ
10インチ有機ELディスプレイによる、これまでにない高画質と高コントラストが最大の魅力


基本スペックと対応状況
項目 | 評価 | ポイント解説 |
---|---|---|
地図ナビ性能と更新頻度 | VICS WIDE対応、ゼンリン地図データ使用。製品登録から最長で3年間の無料地図更新 | |
スマホ連携機能 | Apple CarPlay/Android Auto対応(無線接続)、Bluetooth 5.2対応 | |
画面サイズと視認性 | 10V型有機ELパネル(1280×720画素)、フローティング構造で高画質・高コントラスト | |
ジムニー適合性 | フローティングタイプで別途取付キットが必要、角度調整可能 | |
音質・オーディオ機能 | ハイレゾ音源対応、高音質設計 | |
ドラレコ・カメラ連携 | バックカメラ対応(別売) | |
操作性・UI | 静電式タッチパネル対応、基本的なナビ操作 |


ジムニーオーナーの声
熱は心配ですが ディスプレイの美しさ上下首振り動くのに惹かれました 3年ナビ更新あるし アンドロイドオートもできる 前の車のゴリラだったが使い方 違和感ない
インクルさん 出典:みんカラ
実際の装着状況をチェック
10インチ有機ELの美しさを実際に確認したい方は、こちらの動画もご参考ください。
装着に必要なキット
ジムニーへの装着には、以下の取付キットとのセットがおすすめです。





有機ELディスプレイは魅力的ですが、セットで21万円という価格は悩ましいところ。ただし「上下首振り」による角度調整機能や3年間の地図更新を考えると、長く使う前提なら納得できる投資かもしれません。
アルパイン ビッグX EX10NX2-JI-64|ジムニー専用設計の極み、10型大画面でオフロードもエンタメも制覇
ジムニー専用設計による完璧なフィッティングと、専用オープニング画面、クリノメーター機能など、ジムニーオーナーの所有欲を満たす一台


基本スペックと対応状況
項目 | 評価 | ポイント解説 |
---|---|---|
地図ナビ性能と更新頻度 | ゼンリン地図データ、6軸ジャイロセンサー搭載、VICS WIDE対応、OTA地図更新対応、無料地図更新3年(年1回更新) | |
スマホ連携機能 | Apple CarPlay/Android Auto対応、Apple CarPlayワイヤレス接続対応、Amazon Alexa搭載 | |
画面サイズと視認性 | 10型WXGA液晶(2,764,800画素)、高精細AHVA液晶で視認性良好 | |
ジムニー適合性 | ジムニー/ジムニーシエラ/ジムニーノマド専用設計、専用オープニング画面、専用アンバーLEDライティング | |
音質・オーディオ機能 | ハイレゾ音源対応、「S.T.A.R. Circuit Theory」採用、34周波数4ch独立イコライザー | |
ドラレコ・カメラ連携 | バックカメラ対応、Alpine製ドライブセンサーカメラシステム連携 | |
操作性・UI | Amazon Alexa搭載、ボイスタッチ機能、スマホライクな地図操作 |


ジムニーオーナーの声
64ジムニー専用品で10インチ、パネルやUSB&HDMI端子、ステリモハーネスもセットになっていて使い勝手も悪く無さそう。またジムニーオープニング画面やクリノメーター(傾斜計)等、他のナビに無い機能も搭載されていているのも良いポイント。ネットで買ってDIY取り付け。11年ぶりにマイカーのナビ取付はかなり苦戦。ドリルでパネルに孔を開ける作業や、フィルムアンテナの設置に大いに手間取ってしまったけど、なんとか無事に取付完了。画面がデカイ!画面がキレイ!
VMRunnerさん 出典:みんカラ
今回ジムニー用品を購入した中で1番高額💦 ジムニー、シエラ専用BIGXの最新モデル。アルパインさんのデモカーで実物見てコレしかない✨ って嫁様が言ってました。メティオサウンドは後々・・・
きみやんさん 出典:みんカラ
装着に必要なキット
ジムニー専用設計のため、必要なキットはすべて同梱されています。
- 専用パネル
- USB&HDMI端子
- ステアリングリモコンハーネス
- 専用アンバーLEDライティング
さらに、関連機器を取り付ける場合には、このようなセットもあります。





27万円という価格は確かに高額ですが、『コレしかない✨』と決め手になるほどの魅力があります。ジムニー専用オープニング画面やクリノメーター機能は、他では味わえない特別感があり、投資する価値がありそうです。
Pioneer 楽ナビ AVIC-RF722|ワイヤレスCarPlayで快適接続、最新機能と高画質を両立した新世代楽ナビ
9インチHDパネルによる高画質に加え、Apple CarPlayのワイヤレス接続に対応、フローティングタイプの楽ナビ人気モデル


基本スペックと対応状況
項目 | 評価 | ポイント解説 |
---|---|---|
地図ナビ性能と更新頻度 | VICS WIDE対応、GPS・QZSS・GLONASS対応。MapFanスマートメンバーズで1年間無料更新(その後有料) | |
スマホ連携機能 | Apple CarPlay/Android Auto対応、Apple CarPlayワイヤレス接続対応、Wi-Fi機能搭載 | |
画面サイズと視認性 | 9V型HDパネル(1280×720画素)、高精細HDパネル、広視野角IPS方式 | |
ジムニー適合性 | ジムニー専用9インチ取付キット「KLS-S901D」で対応、インダッシュタイプ | |
音質・オーディオ機能 | 最大出力50W×4、楽ナビ史上最高の高音質、ハイレゾダウンサンプリング再生対応 | |
ドラレコ・カメラ連携 | バックカメラ・ドライブレコーダー対応(別売) | |
操作性・UI | 「Doメニュー」で直感的操作、2025年5月発売の最新モデル |


ジムニーオーナーの声
9インチフローティングモデル。(AVIC-RF720)
HDパネルでナビ画面もHD画質用に作り直してあるらしく、非常に鮮明です。
地デジの映像も綺麗です。
ナビ、ETC、バックカメラをまとめて自分で取り付けましたが、なかなか大変でした。maru1973さん 出典:みんカラ
(AVIC-RF720のレビュー)
ドンガラで購入して黄色い帽子にお願いしました。
TVとナビが見れればOKで、やっぱり9インチでしょ。@メタル 出典:みんカラ
装着に必要なキット
ジムニーへの装着に必要な取付キットがセットになった商品です。


このセットには、以下の内容が含まれています。
【セット内容】
- ナビゲーション本体 (PIONEER/AVIC-RF722)
- 20P/5Pコネクター
- アンテナ変換コード
- ステアリングスイッチ変換ハーネスセット
- ブラケット
- 化粧パネル



人気の楽ナビのフローディングタイプのモデル。セットで15万円台でワイヤレスCarPlay対応なら、コスパと機能性のバランスが良い選択肢だと思います。
3-3 【音質重視】ハイレゾ&高音質にこだわる2機種
「車内を最高のリスニング空間に」を目指す方向けの2機種。どちらも音質への強いこだわりを持った製品で、ジムニーでも本格的なカーオーディオ体験を楽しめます。
パイオニア サイバーナビ AVIC-CQ912Ⅳ|オンラインで繋がる究極の音質、フラッグシップが叶える最先端ドライブ体験
サイバーナビ史上最高の音質を謳い、高音質オペアンプやサウンドマスタークロックを搭載。ネットワークスティック同梱で車内Wi-Fiスポット化にも対応


基本スペックと対応状況
項目 | 評価 | ポイント解説 |
---|---|---|
地図ナビ性能と更新頻度 | Smart Loop対応、Advanced IQ High Precision、無料地図データ更新最大4年間(年6回配信) | |
スマホ連携機能 | Apple CarPlay/Android Auto対応、ワイヤレス接続対応、ネットワークスティック同梱で車内Wi-Fiスポット化 | |
画面サイズと視認性 | 9V型HDパネル(1280×720画素)、サイバーナビ史上最高の画質 | |
ジムニー適合性 | ジムニー専用9インチ取付キット「KLS-S901D」で対応、インダッシュタイプ | |
音質・オーディオ機能 | サイバーナビ史上最高の音質、独立オーディオ基板、新サウンドマスタークロック、高音質オペアンプ採用 | |
ドラレコ・カメラ連携 | バックカメラ・ナビ連動ドラレコ(VREC-DS810DCなど)対応 | |
操作性・UI | Super Route Search、オンライン機能によるフリーワード検索、Smart Commander付属 |


ジムニーオーナーの声
娘のライズに負けないように9インチの楽ナビ(筆者注:「サイバーナビ」の誤りと思われる)。まだテレビしか見てませんが、画面はめっちゃ綺麗ですねー。インパネにも専用取付キットでめっちゃスマートに収まります。
たかまるさん 出典:みんカラ
ナビ、バックカメラ、前後ドラレコ、ETC取り付けさせていただきました。専用の取り付けキットがあるので、特に加工等も必要ないので普通の取り付けです。ナビ、ETC、ドラレコは出来れば同時作業をおすすめします。理由としては、地デジのアンテナ等の取り付け場所により、ドラレコ取り付け位置が本来つけたい位置に付けれないケースがあります。
srt garageさん 出典:みんカラ
装着に必要なキット
ジムニーへの装着に必要な取付キットがセットになった商品です。


取付キットに加えて、バックカメラが付属している商品もあります。





「娘のライズに負けないように」という動機が微笑ましいですね。取付キットがセットだと20万円台となりますが、サイバーナビのフラッグシップの音質を一度は体験してみたいです。
KENWOOD 彩速ナビ MDV-M911HDL|ワイヤレススマホ連携と高速レスポンス、彩速ナビのフラッグシップ9V型
9インチHDパネルによる高画質に加え、Apple CarPlay/Android Autoにワイヤレスで対応。ケンウッド独自の「ジェットレスポンスエンジンⅢ」とデュアルコアCPUにより、圧倒的な高速レスポンスを実現


基本スペックと対応状況
項目 | 評価 | ポイント解説 |
---|---|---|
地図ナビ性能と更新頻度 | GPS・GLONASS・QZSS・Galileo・BeiDou対応、6軸慣性センサー搭載、VICS WIDE対応、最大1年間(MapFanスマートメンバーズ登録要) | |
スマホ連携機能 | Apple CarPlay/Android Auto ワイヤレス対応、Android端末ワイヤレスミラーリング対応 | |
画面サイズと視認性 | 9V型HDパネル(1280×720画素)、彩速史上最高画質、広視野角170° | |
ジムニー適合性 | ジムニー専用9インチ取付キットで対応、インダッシュタイプ | |
音質・オーディオ機能 | ハイレゾ音源対応、グラフィックイコライザー、ローパス/ハイパスフィルター、タイムアライメント調整 | |
ドラレコ・カメラ連携 | リアビューカメラ入力、ドライブレコーダー映像入力対応 | |
操作性・UI | ジェットレスポンスエンジンⅢ搭載、デュアルコアCPU採用、2画面表示最大6.5インチまで対応 |


ジムニーオーナーの声
オートバックスのキャッシュバックとKENWOODのキャッシュバックキャンペーンで最安値近傍で購入。道案内は普通ですが、操作性やスマホ連携など、全体のバランスは良いかなと思ってます。この機種よりApple CarPlayに対応。Bluetooth接続で若干もっさりしますが、使えると思います。
tetsu@spiderさん 出典:みんカラ
直前直左に対応するためにフロントカメラ端子付のナビを探してたらカロとケンウッドでヒットしましたが、コスパがいいので初めてのKENWOODを入れてみました、個人的にフローティングが好きじゃないんでハメ込みのHDLにしました。納車直後に注入。9Inchはデカいですな。直後にMDV-M911HDLが発売されるのは分かってはいたけど、CarPlayを使わずナビを使おうを思ってなので910にしました。ステアリングスイッチの配線も同梱されてて良かったです。CarPlay使う前提ならディスプレイオーディオを買った方がいいかと。まだスピーカーも変えてないので純正スピーカーで鳴らしてますが、そこそこ鳴ってます。
ホワイトベースさん 出典:みんカラ
装着に必要なキット
取付キットがセットになった商品です。


また、取付キットに加えて、バックカメラがセットになった商品もあります。


さらに、ETCやドラレコがセットになった商品もあります。


こちらには、以下のものがセットされています。
【セット内容】
- MDV-M911HDL
- ジムニーJB64W/シエラ・ノマドJB74W用 9インチカーナビ取付キット
- ケンウッド製バックカメラ(ブラック:ホワイトに変更も可能です)
- バックカメラ取付キット(純正バックカメラと同じ位置に取り付けるためのキットです)
- ケンウッド製カーナビ連動ドラレコ
- ケンウッド製カーナビ連動ETC2.0
- ジムニーJB64W/シエラ・ノマドJB74W用ETC取付キット(純正ETCと同じ位置に取り付けるためのキットです)
- カーナビ・キャンセラー(スイッチ付き):同乗者向けの走行中の動画・ミラーリング等の視聴や操作が可能になるキット



個人的には最も気になっている機種です。Bluetoothのコーディックが「LDAC」に対応しているのが嬉しいポイント。もちろん、flac再生のも対応しているので魅力です。
音質重視でカーナビを選ぶ場合、ナビ本体だけでなく、以下の要素も併せて検討することをおすすめします。
- スピーカー交換:純正スピーカーからのアップグレード
- デッドニング施工:ドア内部の防振・吸音処理
- サブウーファー追加:低音域の強化
取付と音質調整は専門業者への相談をおすすめします。
【安全性に関する重要なお知らせ】
カーナビの取付作業には、車両の電気系統や内装の分解が伴います。特にエアバッグ警告灯の点灯、ステアリングスイッチの誤動作、車両火災のリスクがあり、不適切な取付は車両の故障や安全性の低下を招く恐れがあります。取付作業は必ず専門業者(カー用品店、整備工場等)に依頼し、取付後は動作確認を十分に行ってください。また、取付キットの適合性についても事前に確認することを強く推奨します。
4 ジムニーカーナビ取付の注意点と費用相場
ジムニーへのカーナビ取付は、一般的な乗用車とは異なる注意点があります。特にオフロード走行を考慮した取付や、ジムニー特有の構造に関する知識が必要です。
4-1 取付時の主な注意点
ダッシュボード加工の必要性(専用取付キットの必要性)
ジムニーシリーズのダッシュボードは、標準で7インチワイド(横幅200mm)のオーディオ開口部を備えています。
- 7インチ・7インチワイド:既存パネルをそのまま利用可能(追加費用なし)
- 8インチ:純正8インチパネル(約6,000円)が必要
- 9インチ:専用取付キット「KLS-S901D」(パイオニア製のカーナビ専用)又は「TBX-S002」(16,200円〜22,000円)が必要
- 10インチ:アルパインのBigXなど専用設計製品では同梱済み
冬など寒い時期はパネルの柔軟性がなくなり、無理な力を加えると破損する可能性があります。
GPSアンテナや地デジフィルムアンテナの貼り付け位置も、視界を遮らないよう注意が必要です。
その他の重要な注意点
注意事項 | 対策・ポイント | 費用目安 |
---|---|---|
エアバッグ警告灯対策 | バッテリーマイナス端子を外し15分放置 専門業者に依頼推奨 | 点灯時の修理 数万円〜数十万円 |
オフロード走行時の固定 | 専用取付キット使用 配線をタイラップで固定 ブラケット補強検討 | 追加補強材 3,000円〜10,000円 |
社外シート交換時 | サイドエアバッグキャンセラー必要 | 3,300円〜4,355円 |



エアバッグ関連の作業は、本当に慎重になる必要があります。DIYに自信がない方は、最初から専門業者に依頼することを強くおすすめします。警告灯点灯のリスクを考えると、工賃を払ってでもプロに任せる方が安心です。
4-2 取付費用の相場と依頼先比較
【基本料金比較】各依頼先の工賃相場
依頼先 | 店舗購入時 | 持ち込み時 | 総額目安 |
---|---|---|---|
新車ディーラー | 2〜3万円 | 基本的に 対応困難 | 12〜35万円 (純正ナビ込み) |
カー用品店 | 1.5〜2.2万円 | 2.2〜3万円 | 8〜30万円 (社外ナビ込み) |
専門店・ 専門ショップ | 1.5〜2.5万円 | 1.5〜2.5万円 | 7〜12万円 (社外ナビ込み) |
これ以外にバックカメラ・ドラレコ・ETCの同時取付では、2〜5万円が別途必要になることがあります。


【サービス内容比較】それぞれの特徴
比較項目 | ディーラー | カー用品店 | 専門店 |
---|---|---|---|
保証期間 | 約3年 | 約1年 | 異なる | 店舗により
ジムニー専門知識 | あり | あり | プロ |
持ち込み対応 | 不可 | 割高 | 可 |
出張サービス | 不可 | 不可 | で可能 | 1.5〜2万円
キャンペーン | まれにあり | あり | まれにあり |



オートバックスで「店舗購入なら16,500円、持ち込みなら3万円」という工賃設定を見ると、ネットで買って持ち込むか店舗で買うか迷いますよね。私は、いつも近くのカーショップに持ち込んでいます
- 安全性最優先:エアバッグ警告灯のリスクを考慮し、専門知識を持つプロに依頼
- 複数見積もり:作業内容や保証について十分確認した上で比較検討
- ジムニー特性の理解:オフロード走行時の振動を考慮した取付ができるか確認
- トータルコスト:本体価格+工賃+取付キット代で総額を比較
5 セット取付がお得|カーナビの周辺機器と接続ケーブル処理
カーナビと一緒に周辺機器を同時取付することで、工賃の節約と機能向上を両立できます。複数機器の配線作業を一度に済ませることで、個別取付より効率的かつ経済的です。
5-1 周辺機器の種類と同時装着のメリット・デメリット
主要な周辺機器4種類
機器名 | 主な目的・効果 | ジムニー特有のポイント |
---|---|---|
バックカメラ | 後方視界確保と駐車支援 ナビ画面で後方映像を確認 | 純正位置への取付にバンパー脱着が必要な場合あり |
ETC2.0車載器 | 高速道路料金支払いと交通情報取得 ナビ画面で利用料金・履歴確認 | セットアップ費用(2,500~3,500円)が別途必要 |
ドライブレコーダー | 走行中・駐車中の映像記録 ナビ画面で録画映像の再生・確認 | オフロード走行時の振動対策が重要 |
後付けスピーカー | 車内オーディオの音質向上 | 純正10cm→16cm以上への交換でインナーバッフル必須 |
- 工賃の大幅削減
複数機器の配線作業を一度に済ませることで、内装パネルの脱着作業を重複させずに済み、総工賃を2〜3万円削減できる場合があります。 - 機能連携による利便性向上
カーナビを中核とした統合システムにより、地図表示、後方確認、事故映像確認、料金情報を一つのインターフェースで操作可能になります。 - 配線の美観と安全性
専門業者による一括施工で、複雑な配線が内装パネル裏に隠蔽され、見た目がすっきりし、配線が足元に絡まる危険も防げます。
- 初期投資の増大
カーナビ本体に加え周辺機器を同時導入すると、総額で25〜30万円程度になることもあり、初期費用が高額になります。 - システム構成の複雑化
多数の機器が連携するため、トラブル発生時の原因特定が困難になり、修理費用や時間が余計にかかる可能性があります。



同時取付の最大のデメリットは、一度に大金が出ていくことですね。予算に余裕があるなら一括がお得ですが、段階的に揃えていくのも現実的な選択肢です
5-2 周辺機器の対応状況(おすすめカーナビの周辺機器)
ご紹介したナビに対応する周辺機器です。参考にしてください。
カーナビモデル | バックカメラ | ETC2.0車載器 | ドライブレコーダー | 後付けスピーカー |
---|---|---|---|---|
KENWOOD MDV-S811HDL | CMOS-C740HD (約2.5万円) | ETC-N7000 (約2.8万円) | DRV-MN970 (約3.5万円) | KFC-RS174(17cmコアキシャル) 約1.5万円 KFC-XS174S(17cmセパレート) 約3.4万円 |
KENWOOD MDV-M911HDL | ||||
PIONEER AVIC-RQ720 | ND-BC8II (約2.2万円) | ND-ETCS2 (約2.5万円) | VREC-DS810DC (約4.2万円) | TS-F1640-2(16cmコアキシャル)約0.8万円 TS-C1730S(17cmセパレート) 約3.5万円 |
PIONEER AVIC-RF722 | ||||
PIONEER AVIC-RQ912Ⅳ | ||||
Panasonic CN-CE01WD | CY-RC500HD (約2.8万円) | CY-ET2500VD (約2.3万円) | CA-DR03HTD (約3.8万円) | 他社製推奨 (上記KENWOOD/Pioneer) |
Panasonic CN-F1X10C1D | ||||
ALPINE EX10NX2-JI-64 | HCE-C1000D (約3.2万円) | HCE-B120 (約2.8万円) | DVR-C320R (約4.5万円) | メティオサウンド MS-165-JI-64 (ジムニー専用・約6.0万円) ルーフスピーカー+ドアウーファー |
※価格は本体価格のみ。別途取付工賃(2〜5万円)が必要



アルパインのメティオサウンドは特別ですね。「市販初のルーフスピーカー+ドアウーファー」という構成は、ジムニーの車内空間を考え抜いた設計。6万円と高価ですが、ジムニー専用設計の価値を考えれば納得の価格設定かもしれません。
5-3 USB・HDMI接続ケーブルの処理と専用ソケットの活用
カーナビ購入時に見落としがちなのが、USB・HDMI接続ケーブルの処理です。
スマホ接続に必要な2つのケーブル
カーナビに有線でスマートフォンを接続するには、2つのケーブルのどちらか、または両方が必要になります。
- USBケーブル:Apple CarPlay/Android Auto、音楽再生、充電用
- HDMIケーブル:動画ストリーミング、ミラーリング用
多くの機種では両ケーブルとも別売となっており、購入後に「ケーブルがない!」という事態になりがちです。このため、これらのケーブルを別途用意しておく必要があります。
例外として、アルパインのEX10NX2-JI-64は専用のビルトインUSB/HDMI接続ユニットが同梱されています。
ジムニー専用ソケットを活用したスマートな配線方法
各ケーブルの配線先として一般的なのは以下の場所です。
- グローブボックス内(最も一般的・目立たない)
- センターコンソール下(フロアマット下に隠蔽可能)
- インパネ中央部の空ソケットの活用(ジムニー専用)
最もおすすめなのは、ジムニーのインパネ中央部にある空のソケット部を活用する方法です。


スズキ純正のUSBソケット「C9S0」(39105-80P00)を使用できますが、接続には注意点があります。


ソケット裏側(車両ハーネスと接続する側)は、青色の特殊なコネクタ形状をしています。そのため、その接続には専用のUSB接続ケーブル(変換ケーブル)が必要なのです。
画像にある純正の変換ケーブルを利用することもできますが、カーパーツメーカー各社からも販売されています。


純正ソケットと組み合わせてしようすることで、USBケーブルと差し込み口をスマートに取り付けることができます。
さらに便利なのが、USBとHDMIを一体化した専用ソケットです。


こちらも社外品ですが、このソケットキットを使うと、カーナビに接続したUSBとHDMIの差込口が2口として一体的にソケット内に収まるため、シンプルかつ使いやすいです。



私もこれを試してみるつもりですが、ケーブル類は粗悪品が多いので要注意です。よく口コミを確認して商品を選ぶ必要があります。上の商品は私が口コミで問題ないと判断しましたが、皆さんも気を付けてくださいね。
6 【FAQ】ジムニーカーナビでよくある疑問
ジムニのカーナビ選びに関するよくある質問にお答えします。
Q: 8インチと9インチ、どちらがおすすめ?
A: 予算と使用頻度を考慮して選択することをおすすめします。
- 純正8インチパネル(約6,000円)で対応可能
- 本体価格が9インチより安い(8〜10万円台)
- 十分な視認性を確保
- 地図情報がより見やすく、安全運転に直結
- バックカメラ映像も大画面で確認可能
- 価格.comでも「8インチにすれば良かった」という後悔の声は少ない
Q: 純正ナビと社外ナビ、どちらを選ぶべき?
A: 優先事項によって判断が分かれます。
- 新車購入時にまとめて手続きしたい
- 長期保証(3年)と安心感を重視
- 車両システムとの完璧な連携を求める
- 予算に余裕がある(20〜30万円)
- コストパフォーマンスを重視(7〜15万円)
- 最新機能(ワイヤレスCarPlay等)が欲しい
- 大画面(10インチ等)に憧れる
- メーカーやデザインにこだわりがある
Q: ジムニーに取り付けられるナビの最大サイズは?
A: フローティングタイプなら11インチまで、インダッシュなら10インチが最大です。
- 7インチ:既存パネルで対応(追加費用なし)
- 8インチ:純正パネル交換(約6,000円)
- 9インチ:専用取付キット(約16,200円〜22,000円)
- 10インチ:アルパインBigX等の専用設計品
- 11インチ:フローティングタイプのみ(一部メーカー)
10インチ以上になると「迫力満点」ですが、ジムニーの車内スペースを考えると「大きすぎる」と感じる方もいます。一方で「一度付けたら手放せない」という声も多く、完全に好みの問題と言えます。
Q: ディスプレーオーディオとナビの違いは何?
A: 最大の違いは「オフライン地図」「地デジ」「CD/DVD再生」の有無です。
- スマホのGoogleマップ等を画面表示
- 価格が安い(5〜8万円程度)
- CD/DVD再生機能なし(スマホの音楽ストリーミングのみ)
- 常時電波接続が必要
- トンネルや山間部で使用不可
- 本体に地図データを内蔵
- 電波がない場所でもナビ機能が使用可能
- 地デジチューナー内蔵
- CD/DVD再生機能搭載(音楽CDや映像DVDを直接再生可能)
- 価格は高め(7〜30万円)
ジムニーでオフロードや山間部に行く機会が多い場合、電波の届かない場所で「完全にフリーズ」してしまうディスプレーオーディオは心配です。「都市部のトンネルが多い高速道路では全く使い物にならない」という口コミも見つかります。
7 まとめ|ジムニー・シエラ・ノマドのカーナビおすすめ8選
この記事のまとめは、次のとおりです。
おすすめの社外(後付け)カーナビ
- コスパ重視
- KENWOOD 彩速ナビ MDV-S811HDL(8V型・約8.9万円)
- PIONEER 楽ナビ AVIC-RQ720(9V型・約10.3万円)
- Panasonic ストラーダ CN-CE01WD(7V型・約6.7万円)
- 大画面重視
- Panasonic ストラーダ CN-F1X10C1D(10V型・約17.8万円)
- ALPINE ビッグX EX10NX2-JI-64(10型・約26.8万円)
- PIONEER 楽ナビ AVIC-RF722(9V型・約12.6万円)
- 音質重視
- PIONEER サイバーナビ AVIC-CQ912Ⅳ(9V型・約18.9万円)
- KENWOOD 彩速ナビ MDV-M911HDL(9V型・約13.1万円)
ジムニーカーナビ選びで重要な3つのポイント
- 画面サイズは「一つ上」を選ぶ
- 周辺機器との同時取付でトータルコストを抑制
- 取付は専門業者に依頼して安全性確保
ジムニーのカーナビ選びを通じて感じたのは、「一度しかない取付のチャンス」を大切にすることの重要性です。
後から「やっぱり大画面にすれば良かった」「バックカメラも一緒に付ければ良かった」と後悔しても、再度取付工賃がかかってしまいます。
少し背伸びしてでも、長期的に満足できる選択をおすすめします。
ジムニーシリーズのオーナーさんのカーライフがより充実したものになることを願っています。








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