2025年1月に登場したジムニーノマド
この記事では、筆者が入手したリアルな見積書を公開し、オプションの種類や選び方、諸経費など、新車購入時に必要な情報をお届けします。
さらに、気になる値引き額や納期情報も詳しく解説。
ジムニーノマドが気になる方の参考になれば幸いです。
【重要】ジムニーノマドの生産・納期状況
2025年2月3日:わずか4日で5万台受注→受注停止
ジムニーノマドは、発売からわずか4日間で約5万台の受注が殺到したため、受注停止となりました(スズキ公式発表)。
2025年5月30日:月産2.75倍に増産決定→納期短縮
スズキがジムニーノマドの生産体制を大幅に強化することを発表しました(スズキ公式発表)。月間生産台数を当初計画の1,200台から約2.75倍の3,300台に増産し、2025年7月から新体制での生産を開始します。
この増産により、受注残約5万台の消化ペースが大幅に改善され、多くの注文者の納期が短縮される見込みです。記事内の納期情報も最新データに更新していますので、ぜひ参考にしてください。
この記事にはプロモーションが含まれています。
この記事のまとめ
- ジムニーノマドの見積もり詳細とポイント
- 乗り出し価格は、最低約305万円
- 本体価格は、MT:266万1千円、AT:275万円
- ジムニーノマドのオプション
- メーカーオプションはボディカラーの有料色のみ
- ディーラーオプションは多種多様
- 最もおすすめはノマド専用「ラゲッジボックス」
- 新車購入時の諸経費
- 総額で20万円程度
- 削減可能なのは「車庫証明代行費用」と「納車費用」
- ジムニーノマドの値引き額
- 基本的には「値引きなし」
- 3~9万円程度の値引きを獲得した事例あり
- ジムニーノマドの納期【2025年5月30日更新】
- 月産3,300台への増産が決定(2025年7月~)
- 当初受注残5万台の完全消化は2026年9月頃の見込み(予想)
ジムニーノマドについては、こちらの記事もご覧ください。


1 ジムニーノマドの見積もりを公開!詳細内訳とポイント解説
ジムニーノマドの購入を考えているなら、まずは具体的な見積もりをチェックしておきたいところです。
筆者が注文した以下の車種の見積書をご紹介します。
車種名 | ジムニーノマド(FC) |
---|---|
ミッション | 4速オートマチック(4AT) |
ボディカラー | シフォンアイボリーメタリック2 ブラック2トーンルーフ |

この車種の見積書はこの画像のとおりです。

この見積書を基に価格の内訳やオプション選び、諸費用などのポイントを詳しく解説していきます。
ジムニーノマドの見積もり詳細
ご覧のとおり、ジムニーノマドの乗り出し価格は、約305万円です。
その内訳を表にするとこうなります。
車名 | スズキ ジムニーノマド FC | ||
---|---|---|---|
形式 | 3BA-JC74W | ||
ミッション | 4AT | ||
ボディカラー | シフォンアイボリーメタリック2 ブラック2トーンルーフ | ||
車両本体価格-① | ¥2,750,000 | ||
メーカーオプション-② | ¥55,000 | ||
附属品価格-③ | ¥34,100 | ||
(内訳) | フロアマット | ¥14,300 | |
ドアバイザー | ¥19,800 | ||
法定費用-④ | ¥149,950 | ||
(内訳) | 自動車税(3月登録) | ¥0 | |
自動車税(環境性能割) | ¥68,800 | ||
自動車重量税 | ¥36,900 | ||
自賠責保険料 | ¥24,190 | ||
検査登録 | ¥4,250 | ||
車庫証明費用 | ¥2,600 | ||
リサイクル預託金 | ¥9,070 | ||
希望ナンバー | ¥4,140 | ||
手続代行費用-⑤ | ¥60,500 | ||
(内訳) | 検査登録手続代行 | ¥25,300 | |
車庫証明代行 | ¥19,800 | ||
納車費用 | ¥9,900 | ||
希望ナンバー代行 | ¥5,500 | ||
合計(①~⑤の合計) | ¥3,049,550 |
ジムニーノマドの乗り出し価格は、シエラと比較すると、約57万円高くなります。
しかし、その理由を考えると納得の価格設定とも言えるでしょう。
ジムニーシエラと比較したジムニーノマドの特徴
ジムニーノマドには、このような特徴があります。
- 存在感と迫力のあるサイドビューデザイン
- 後席ドアが付いており、4人の大人が快適に乗車できる広い室内空間
- ジムニーシエラよりも広い荷室
- 最新の安全・快適装備の追加
といった特徴があります。
ジムニーノマドのサイズ感については、こちらの記事をご覧ください。

また、ジムニーノマドの広い室内と荷室、車中泊に関しては、この記事にまとめています。


画像引用:Car Sauce
特に装備面では、以下の新機能が追加されています。
- デュアルカメラブレーキサポート
- 後退時ブレーキサポート(4ATのみ)
- 後方誤発進抑制機(4ATのみ)
- アダプティブクルーズコントロール(ACC)(4ATのみ)
- リヤフォグランプ
- リヤドアチャイルドプルーフ
- フロントベンチレーテッドディスクブレーキ
- フロントグリル[ガンメタリック、メッキ加飾付]
- ラゲッジルームランプ
- リヤ2スピーカー
特に、デュアルカメラが備わり安全装備が充実しているのが嬉しいポイントです。
それに加え、AT車のみですが、待望のアダプティブクルーズコントールが付いた点も見逃せません。
これらの装備を考慮すれば、ジムニーノマドの価格は決して高くないと言えるでしょう。
むしろ価格以上の価値を感じられるモデルともいえそうです。
2 ジムニーノマドの本体価格
ここからは価格の詳細を見ていきます。まずは本体価格です。
ジムニーノマドは「FC」という単一グレードで展開されており、トランスミッションの選択肢によって価格が異なります。
5速マニュアルトランスミッション(5MT):2,651,000円(税込)
4速オートマチックトランスミッション(4AT):2,750,000円(税込)
一方、3ドアモデルのジムニーシエラ「JC」グレードの価格は、以下のようになります。
ジムニーシエラ JC(5MT):2,084,500円(税込)
ジムニーシエラ JC(4AT):2,183,500円(税込)
この差額は約57万円となります。
しかし、ジムニーノマドは、前述したとおり5ドア化による利便性の向上や、後席の居住性アップ、さらに最新の装備が装備されています。

正直、最初に価格を聞いた時は「高いな」と思いました。でも、5ドア化による利便性向上や最新装備を考えると、むしろコスパは良いのかもしれません。特にアダプティブクルーズコントロールが付いているのは、長距離ドライブが多い私には嬉しいポイントでした。


画像引用:SASA
ジムニーノマドの価格については、こちらの記事で詳細に解説しています。


3 ジムニーノマドのオプションを選ぶ際のポイント
次はオプション選びです。
オプション次第で、見積もりの金額は大きく変わってきます。
ジムニーノマドには、メーカーオプションとディーラーオプションの2種類があります。
3-1 ジムニーノマドのメーカーオプションの価格は?
ジムニーノマドのメーカーオプションは、ボディカラーの選択に関するものだけになります。
ジムニーノマド | ジムニーシエラ(参考) | |
---|---|---|
アークティックホワイトパール塗装車 | 33,000円(税込) | 27,500円(税込) |
ブラック2トーンルーフ仕様車 | 55,000円(税込) | 49,500円(税込) |
ボディカラーの有料色の価格は、ご覧のとおり、ノマドの方が10~20%高く設定されています。
全長が伸びていますので、この価格差は当然といえそうですね。
ジムニーノマドのボディカラーの詳細については、こちらの記事もご覧ください。


3-2 ジムニーノマドのディーラーオプション:おすすめ8選
ジムニーノマドのディーラーオプションは、注文時にすべて決定しなくても問題ありませんでした。
納車時期が未定のため、納車の目途が立ってから改めて決定することになりました。
このため、この記事に添付した見積書では、「ドアバイザー」と「フロアマット」のみ付けた形となっています。
納車の時期までには、社外品も含めてどのようなカスタムをしていくか考えていく予定です。
ここでは、ジムニーノマドをタウンユースで役立つオプションをいくつかピックアップしてご紹介します。
筆者がディーラーオプションの中から選択するとしたら、この8つのオプションは選びたいところです。
品名 | 品番 | 価格(税込) |
---|---|---|
ドアバイザー | ACH7 | ¥19,800 |
フロアマット(ジュータン) | BB48 | ¥14,300 |
ナビゲーションシステム (パナソニック8インチ・取付キット込み) | CAK2 | ¥274,120 |
ドライブレコーダー(ナビ連動タイプ) | CADY | ¥67,100 |
ETC2.0 | CAGY | ¥48,400 |
バックアイカメラ | CA32 | ¥40,810 |
USBソケット | C9S0 | ¥3,190 |
ラゲッジボックス | BBB9 | ¥29,700 |
合計 | ¥497,420 |
それでは、個別に見ていきましょう。
1ドアバイザー(価格: 19,800円)


ディーラーオプションの定番。雨の日でも窓を開けて換気できるドアバイザー。
タバコの煙やペットの毛などを車外に排出することができます。
2 フロアマット(ジュータン・ノーブル、価格: 14,300円)


汚れや傷からフロアのカーペットを保護するフロアマット。
車内の必須アイテムですが、ジムニーの場合には、汚れや湿気に強い合成ゴムのトレータイプと乗用車と同様のジュータンタイプの2種類があります。
タウンユースならジュータンを選択するのが良いでしょう。
サイのマークの入った上級タイプもありますが、特にこだわりがなければこちらで十分です。
3 ナビゲーションシステム(パナソニック8インチ・取付キット込み、価格: 274,120円)


ドライブの必需品とも言えるカーナビゲーション。
パイオニア製のスズキ純正で9インチの最上級モデルもありますが、機能性では、パナソニックの8インチで十分です。
ドライブレコーダーやETC2.0との連携機能、HDMI入力にも対応し、iPhoneなどの動画再生も可能です。
注意が必要なのは、取付けにはオーディオ交換ガーニッシュやアンテナセットなどの付属品が必要なこと。
それらを含めた価格の合計はこの画像のとおり少し上がってしまいます。


このように、本体と関連の装備で、合計27万4千円ほどの金額となります。
4 ドライブレコーダー(ナビ連動タイプ、価格: 67,100円)


万が一の事故に備えて、ドライブレコーダーは必須アイテムです。
ナビと連動することで、収録した映像をナビの画面で確認できます。
この製品はナビを介して操作もできるのが嬉しいですね。
後方や車内録画が可能な上位機種もありますが、かなり高価なため、予算との見合いでどの機種にするか判断することになります。
5 ETC2.0(価格: 48,400円)


高速道路の料金所をスムーズに通過できるETC。
ETC2.0の場合には、一部の高速道路で割引が適用されたり、災害発生時に音声による注意喚起を受けたりすることができます。
そのほかにも、広範囲の交通情報を素早く入手できるなどメリットがあります。
この機種は、ナビとの連携もできるので、おすすめです。
6 バックアイカメラ(価格: 40,810円)


ジムニーノマドには、バックソナーが附属していますが、視界が少し狭いため、バックカメラがあると駐車が非常に楽になります。
特に、女性ドライバーや初心者の方におすすめです。
7 USBソケット(価格: 3,190円)


スマートフォンを充電したり、音楽を再生したりするのに便利なUSBソケット。
これがあればスマホの充電でも困ることがなさそうです。
ただし、ナビやディスプレイオーディオを装備しないと取付はできませんので、注意が必要です。
8ラゲッジボックス(価格: 29,700円)


ジムニーノマドのオプションで一押しなのは、このラゲッジボックスです。
荷室を整理整頓できるだけではなく、後席を倒した際に、床面がフラットに近くなるので、長尺物が収納しやすくなります。
アウトドア用品やキャンプ道具などをスッキリ収納できるので、そのような用途を検討している方なら、是非導入したオプションです。
このほかにも、ジムニーノマドのディーラーオプションは、あなたのカーライフをさらに豊かにするアイテムが満載です。
是非、あなたのライフスタイルに合ったオプションを選んで、自分だけのジムニーノマドを作り上げてください。
4 新車購入に必要な諸経費はどの程度か
ジムニーノマドに限らず新車を購入する際に発生するのが諸経費です。
筆者が注文時に入手した見積書の金額を詳しく見てみましょう。
区分 | 諸経費内訳 | 費用 |
---|---|---|
法定費用 | 自動車税(3月登録) | ¥0 |
自動車税(環境性能割) | ¥68,800 | |
自動車重量税 | ¥36,900 | |
自賠責保険料 | ¥24,190 | |
検査登録 | ¥4,250 | |
車庫証明費用 | ¥2,600 | |
リサイクル預託金 | ¥9,070 | |
希望ナンバー | ¥4,140 | |
手続代行費用 | 検査登録手続代行 | ¥25,300 |
車庫証明代行 | ¥19,800 | |
納車費用 | ¥9,900 | |
希望ナンバー代行 | ¥5,500 | |
合計 | ¥210,450 |
法定費用について
上の表のうち、自動車税が「0円」となっていますが、この額は車両の登録月によって変動するためです。
ジムニーノマドの自動車税は、年間30,500円(排気量1500cc未満)です
例えば、5月に登録する場合、翌年3月までの11か月分を支払うため、27,900円となります。
上の表で、ピンク色の網掛けをしている金額は、どのディーラーで購入しても同じ額となります。
手続代行費用を安くする方法
手続代行費用は、ディーラーによって大きく差があります。
少しでも費用を抑えたい場合は、複数のディーラーで見積もりを比較することをおすすめします。
また、車庫証明や納車を自分で行うことで、次の費用を削減することも可能です。
最寄りの警察署で自分で手続きを行うと、代行費用を節約できます。
ただし、申請と受取の2回、最寄りの警察署に出向く必要があるため、多少の手間がかかります。
自分で車庫証明を取得する場合でも、警察署に支払う手数料は必要です。
自宅に納車してもらうのではなく、ディーラーで車両を引き取ることで納車費用を削減できる場合があります。
ただし、この納車費用の内容はディーラーによって異なりますので、削減が可能かどうか、ディーラーに確認する必要があります。
5 ジムニーノマドの新車購入時の値引きはあるの?
「ジムニーノマドの購入を検討しているけれど、値引きは期待できるの?」と気になる方も多いでしょう。
車両本体価格からの値引きは厳しい
結論から言うと、ジムニーノマドの値引きは、他の車種と比べて厳しい状況です。
筆者が複数のディーラーを回って話を聞いたところ、「値引きなし」という回答ばかりでした。
これはなぜなのか?
もともと人気があるジムニーシリーズの新型車ということもあり、需要がかなり高いことが挙げられます。
ディーラーとしては、強気に売ることができる商品ということでしょう。
SNSでは、数万円の値引きを獲得できたとの声も
実際にジムニーノマドを購入した方の声を、X(旧Twitter)で調べてみました。
皆様こんばんは🤗
— ○○大学卒業スマホマン🎮🍎📱🎓 (@mnp_hopping0) January 31, 2025
ジムニーノマドさっそく注文してきました💪値引きゼロ☠️☠️☠️納期未定
リセール大丈夫と信じてますよSUZUKIさん🙏
そして去年注文済のジムニー(軽)XLがそろそろ届くようなのでXCを手放す準備をしようと思います😉✨
そしてアルファードが登録1年経ったので所有権解除手続中🔥 pic.twitter.com/sKqYuugFeb
やはり、筆者と同じように値引きがなかったという声が多数見られます。
しかし、中には、数万円の値引きを獲得できたという声も。
ジムニーノマド注文してきました。誰も買わないブルーにしたわ。
— 吉田製作所 (@netatank) January 30, 2025
値引きは3万円固定だって。それ以上は1円も値引かんって。
乗り出し価格で310万円くらいだったかな。納期は既に1年は見といたほうが良いって。 pic.twitter.com/SVleVtBQcT
ジムニーノマドFC注文書持って来てくれたけど、『無いと思ってて下さい!』の値引きがまさかの8.8万円!ありがたやあ
— ランクルのきょーちゃん (@Kyoo523) January 30, 2025
納期は1〜2年、或いはそれ以上。気長に待つかあ pic.twitter.com/Wjq3qfYRkJ
このように、値引き額は3万円~8.8万円と、10万円以内ですが、値引きを獲得できた方も確認できました。
値引き交渉のポイント
値引き交渉は、ディーラーとの駆け引きが重要です。
ジムニーノマドの値引き交渉のポイントを挙げてみます。
系列の異なる複数のディーラーで見積もりを取って比較することで、より良い条件を引き出すことができる場合があります。
車両本体価格からの値引きは難しいかもしれませんが、オプションを多く付ける方なら、オプション価格の10~30%程度の割引を獲得できる場合があります。
ジムニーノマドの場合、納期がはっきりと出ないため、注文時にはディーラーでの下取り査定ができない場合が多いです。
納期までに下取り車の査定額が変動してしまうためです。
このため、下取り車の価格を相場よりも高く設定してもらう方法で実質的な値引きを狙うことはできません。
ジムニーノマドの値引きは、このように厳しい状況となっています。
6 ジムニーノマドの納期はいつになる?【2025年5月30日更新】
ジムニーノマドの納期について、5月30日の増産発表により状況が大きく改善されました。
最新の生産計画を基に、具体的な納期見込みを詳しく解説します。
6-1 増産前後の生産体制比較
まず、増産によってどれだけ生産能力が向上するかを確認しましょう。
項目 | 増産前 | 増産後(2025年7月~) | 改善倍率 |
---|---|---|---|
月間生産台数 | 1,200台 | 3,300台 | 約2.75倍 |
年間生産能力 | 14,400台 | 39,600台 |
この大幅な増産により、当初の予想を大きく上回るペースで納車が進むことになります。
6-2 受注残5万台の消化見込み
発売からわずか4日で集まった約5万台の受注について、増産を踏まえた消化スケジュールを試算しました。
ジムニーノマドはインドのマルチ・スズキ・インディア社で生産されるため、国内生産車と異なり以下の追加工程が必要です。
- 海上輸送(2~6週間)
- 輸入通関手続き(2~5営業日)
- 国内での最終組み立て・完成検査(1~2週間)
これらにより、インドでの生産完了から日本での納車まで約1.5~2.5ヶ月のタイムラグが発生します。
月別納車台数予測(インド生産タイムラグ考慮版)
期間 | インド生産台数 | 日本納車台数 | 累計納車台数 | 受注残台数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2025年4月 | 1,200台 | 1,200台 | 1,200台 | 48,800台 | 既存在庫分 |
2025年5月 | 1,200台 | 1,200台 | 2,400台 | 47,600台 | 増産前 |
2025年6月 | 1,200台 | 1,200台 | 3,600台 | 46,400台 | 増産前 |
2025年7月 | 3,300台 | 1,200台 | 4,800台 | 45,200台 | 増産開始(輸送中) |
2025年8月 | 3,300台 | 1,200台 | 6,000台 | 44,000台 | 増産分は輸送中 |
2025年9月 | 3,300台 | 3,300台 | 9,300台 | 40,700台 | 増産効果始め |
2025年10月 | 3,300台 | 3,300台 | 12,600台 | 37,400台 | |
2025年11月 | 3,300台 | 3,300台 | 15,900台 | 34,100台 | |
2025年12月 | 3,300台 | 3,300台 | 19,200台 | 30,800台 | |
2026年1月 | 3,300台 | 3,300台 | 22,500台 | 27,500台 | |
2026年2月 | 3,300台 | 3,300台 | 25,800台 | 24,200台 | |
2026年3月 | 3,300台 | 3,300台 | 29,100台 | 20,900台 | |
2026年4月 | 3,300台 | 3,300台 | 32,400台 | 17,600台 | |
2026年5月 | 3,300台 | 3,300台 | 35,700台 | 14,300台 | |
2026年6月 | 3,300台 | 3,300台 | 39,000台 | 11,000台 | |
2026年7月 | 3,300台 | 3,300台 | 42,300台 | 7,700台 | |
2026年8月 | 3,300台 | 3,300台 | 45,600台 | 4,400台 | |
2026年9月 | 3,300台 | 3,300台 | 48,900台 | 1,100台 | |
2026年10月 | 3,300台 | 3,300台 | 約50,000台 | 0台 | 受注残完全消化 |
結論: 受注残の完全消化は2026年10月頃のと見込まれます。
6-3 注文時期別の納車時期の試算
すでに注文済みの方がいつ頃納車になるのか、試算してみました。インド生産のタイムラグを考慮した、より現実的な予想です。
注文日 | 推定受注順位 | 予想納車時期 |
---|---|---|
2025年1月30日(発売日)以前 | 1~20,000番目 | 2025年4月~11月 |
2025年1月31日~2月1日 | 20,001~30,000番目 | 2025年12月~2026年3月 |
2025年2月2日~2月3日 | 30,001~50,000番目 | 2026年4月~2026年10月 |



私は1月30日の夕刻に注文したため、推定で2万番目前後の順位と考えています。当初ディーラーからは「来年(2026年)の半ば頃」と言われていましたが、この増産発表とインド生産のタイムラグを考慮すると2025年12月~2026年1月頃になる見込みです。それでも当初予想より約5か月間早まる計算で、ありがたい限りです!
6-4 納期がさらに短縮する可能性
実際の納車時期は、以下のようにキャンセルになる個体があるため、さらに早まる可能性があります。
- 転売目的の注文: スズキが積極的に排除を進めている
- 自然なキャンセル: 長期納期に耐えられない顧客による取り消し
- 重複注文の整理: 複数ディーラーでの重複発注の解消
ディーラーとの関係を良好に保ち、「納車時期は柔軟に対応します」と伝えておくことで、キャンセル車両と仕様が合致した場合に順位が繰り上がることがあります。
この納期予想は、以下の前提に基づく一つの想定であり、実際の納車時期は様々な要因で変動する可能性があります。また、現時点で公表されている情報を基にした単純計算であり、実際の自動車生産・物流の複雑さを完全に反映したものではありません。あくまで目安として参考程度にお考えください。



個人的には、受注残の消化が順調に進めば2026年夏頃には新規受注が再開されるのではないかと思います。購入を検討している方は、ディーラーとの情報交換を密にして、そのタイミングを逃さないようにしたいですね!
7 ジムニーノマドの見積もりの詳細と値引き・納期のまとめ
ここまで、ジムニーノマドの見積もり、オプション、そして納期について詳しく解説してきました。
この記事をまとめるとこのとおりです。
この記事のまとめ
- ジムニーノマドの見積もり詳細とポイント
- 乗り出し価格は、最低約305万円
- 本体価格は、MT:266万1千円、AT:275万円
- ジムニーノマドのオプション
- メーカーオプションはボディカラーの有料色のみ
- ディーラーオプションは多種多様
- 最もおすすめはノマド専用「ラゲッジボックス」
- 新車購入時の諸経費
- 総額で20万円程度
- 削減可能なのは「車庫証明代行費用」と「納車費用」
- ジムニーノマドの値引き額
- 基本的には「値引きなし」
- 3~9万円程度の値引きを獲得した事例あり
- ジムニーノマドの納期【2025年5月30日更新】
- 公式には「未定」決定(2025年7月~)
- 当初受注残5万台の完全消化は2026年9月頃の見込み(予想)
この記事がジムニーノマドの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。


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