ジムニーのナビ取り付け・費用全記録|パイオニア9インチを選んだ理由

ジムニーノマドのナビを背景にジムニーノマドナビ取り付けというキャプション入り

「ジムニーにナビを付けるか、ディスプレイオーディオにするか」

迷っていませんか?そして、どこで取り付ければ良いの?

インパネを共用するジムニー(JB64)・ジムニーシエラ(JB74)・ジムニーノマド(JC74)のオーナーなら、みなさん同じ悩みを通りますよね。

私も、同じところで長い間迷い続けました。でも、決めました。

まずは、結論からお伝えします。

この記事のまとめ

  • 最終選択: パイオニア(カロッツェリア)の9インチ楽ナビ(AVIC-RQ722)
  • 費用: 約17万円(比較:正規オプション約25万円※取付キット含む) 
  • 取付け方法: 今回は販売店(サブディーラー)に一式依頼を選択

2025年1月の発売初日にオーダーした私のジムニーノマド。

生産停止などの波乱を乗り越え、実に13か月の納車待ちを経て、数日前にようやく手元へやってきました。

納車時にはすでにパイオニアのシステム一式の取り付けが完了していて、文字どおり「完成した状態」での引き渡しでした。

ただ、まだ乗り込んで数日しか経っていないため、実際の音質やナビの細かい使い勝手については、これからじっくり使い込んでから別記事でレビューします。

今回は、次の3点に絞って書きます。

  • なぜ「楽ナビ」を選んだのか(DAとの最後の迷いも含めて)
  • パイオニアにするかアルパインにするかで迷った末の決断
  • ナビ本体・必須キットの費用と、取り付けをどこに頼んだか

同じ悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。

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納車された私のジムニーノマド外観

実はこの記事は、約半年かけてジムニーのナビ・オーディオ選びを調べてきた過程の「最終章」です。

過去の記事はこちらです。

ジムニーに適したカーナビを0ベースから探した結果をまとめた記事です。

こちらは、ジムニーには、ナビはいらない(ディスプレーオーディオで十分)と思っていたときに、発見したDAの機種の優れた点をまとめています。

これらの記事で、ディスプレーオーディオについて徹底的に調べ、悩んだ際の過程がこの記事の内容です。

目次

1 ディスプレイオーディオ vs カーナビ|「ナビ」を選択した3つの理由

今はディスプレイオーディオ(DA)が全盛期ですよね。特にジムニーオーナーは、クルマを道具として使い倒すという考えの方も多いので、豪華な装備は省いて、最低限の機能を求める方が多いはず。

私も最初は「Apple CarPlayが使えればDAで十分だろう」と思っていました。車内でテレビを見る機会は少なく、カーナビは地図更新にお金がかかるのがネックです。おまけに本体価格もDAに比べてかなり割高です。

一時期は、ディスプレイオーディオ「パイオニア DMH-SF700」に決めていました。その経緯はこちらの記事にまとめています。

それでも、再度考え直し、最終的に高価な「カーナビ」を選んだのには、明確な3つの理由がありました。

ジムニーノマドのダッシュボードにAVIC-RQ722が装着された状態の写真

ナビ選択の理由①:FLACやMP3を劣化なしで聴くためSDカードスロットが必要

最大の決定打は、音質でした。

今回、ジムニーの車内を快適にするために、数万円を追加してスピーカーセットを導入することに決めていました。しかし、せっかく良いスピーカーを入れても、スマホからBluetooth経由で音楽を飛ばすと、データが圧縮されて音質が落ちます。スピーカーの本来の性能を活かしきれないのです。

私はFLACの高音質音源やMP3ファイルをたくさん持っています。毎回スマホを有線ケーブルで繋ぐのは面倒すぎる。SDカードに入れて、直接再生したいのです。

カーナビ: SDカードスロット搭載モデルが多く、ハイレゾ音源をそのまま再生できる

DA: ほとんどの機種でSDカードスロットが搭載されていない

この一点が、私の背中を押しました。

ジムニーノマドのに装着したナビのSDスロット
北森捷

「DAで十分」と思っていた私がオーディオ沼に落ちた瞬間です。スピーカーを入れるなら音源の入口も妥協したくない、と思い始めると、答えは自然と決まっていきました。

おすすめのSDカードはこれです。高速転送タイプにしておくと、読み込みの遅さが気になりません。

ジムニーノマドのに装着したナビのSDカード

ナビ選択の理由②:「とっさの判断」に、スマホナビは追いつかない

普段の生活なら、Googleマップは本当に優秀です。

でも、運転中のスマホナビには「弱い瞬間」があります。

運転中に本当に焦るのは、大きな分岐ではなく「この駐車場を出て、どっちへ曲がるか」という、とっさの小さな判断を迫られた時です。

  • 駐車場内を移動している間に「右」が「左」へ変わる
  • 「再検索中…」の画面が出ている数秒間、どっちへ進むか判断できない
  • 電波が弱い山道では、地図の読み込みが止まる

車載専用カーナビは、GPSの測位が速く、こういう場面に強いです。見知らぬ土地へ出かけることも多いなら、この差はさらに大きくなります。

ジムニーノマドのに装着したappleプレーの画面
北森捷

駐車場から出た直後、スマホの地図がグルグル回って「えっ、どっち?」って焦った経験、ありませんか?あの「位置と方角が定まるまでの数秒」の焦りから解放されるだけでも、専用ナビの価値は十分あります。


ナビ選択の理由③:カーナビは、ディスプレイオーディオの「上位互換」だった

これが、最後の決め手でした。

スマホはどこまでいっても「スマホ」であり、車の外から持ち込んだアイテムです。

  • 真夏の車内の熱で動作が止まる
  • アプリが突然フリーズする
  • バッテリーが急激に減る
  • ホルダーが外れる

専用カーナビがあれば、こうしたスマホ特有の不安定さから完全に解放されます。エンジンをかければいつでもそこにある、という独立した安心感は絶大です。

しかも、最近のカーナビはApple CarPlayやAndroid Autoにも対応しています。

つまり、こういうことです。

ディスプレーオーディオカーナビ
Apple CarPlay / Android Auto対応対応
SDカードでハイレゾ再生非対応が多い多くが対応
スマホなしで単独ナビできないできる
スマホの不安定さと関係スマホ依存無縁

カーナビは、多くの機種でDAの機能をすべて含んだ、単純な「上位互換」です。

「DA一択だ」と思っていた頃、この視点が抜けていました。

ジムニーノマドのに装着したappleミュージックの画面
北森捷

Apple CarPlayのルートに疑問を感じたら、車載ナビに切り替える」なんていう使い分けができるのは、両方の機能を持つカーナビならではの特権です。選択肢が増えることで、精神的な余裕が生まれます。


2 パイオニア vs アルパイン|最後まで迷って「パイオニア」に決めた理由

ジムニーノマドの納車日が迫ってきたころ、「ナビ」を選ぶと決めた後、次の難関は「どのメーカーにするか」でした。

ジムニー界隈で人気の2大ブランド、パイオニア(カロッツェリア)とアルパイン。両者の比較はこちらの記事に詳しくまとめています。

私が最終的にパイオニアを選んだのには、決定的な理由が2つありました。

理由①:Aピラーへの取り付けができる|これだけで決まった

パイオニアを選んだ最大の理由は、スピーカーシステムの取り付け位置です。

アルパインパイオニア
取り付け位置天井(ルーフ)を加工して埋め込むAピラー(フロントガラス横の柱)に埋め込む
原状復帰できない(ルーフ加工が必要)できる(ピラーカバーを元に戻すだけ)

アルパインのルーフスピーカーは音が降り注ぐようで魅力的でした。でも「ルーフを加工すると原状復帰できない」という点がどうしても引っかかりました。

詳しくはこちらをご覧ください。

一方、パイオニアにはAピラーにツイーターを埋め込めるジムニー専用キット「UD-K301」があります。Aピラーカバーごと交換する方式なので、元のカバーを保管しておけばいつでも原状復帰できます。

施工後の写真を見たとき、「これだ」と思いました。純正品のように後付け感がなく、見た目がスッキリしています。

ジムニーノマドのに装着したUD-K301(Aピラーへのツイーター取り付け施工例)の写真(運転席側)
納車されたジムニーノマドに取り付けたUD-K301キット
ジムニーノマドのに装着したUD-K301(Aピラーへのツイーター取り付け施工例)の写真(助手席側)
北森捷

「不可逆な加工には少し抵抗がある」というのが正直なところです。将来手放す日のことも、どこかで考えてしまう。「原状復帰できる」という一点が、思っていた以上に大きな決め手になりました。


理由②:全部パイオニアで統一可能|ただし、大きな「誤算」もあった

もう一つ、パイオニアを選んだ理由があります。

スピーカーをパイオニアにするなら、ナビもパイオニアで統一できることです。同一メーカーで揃えることで、音の相性を気にしなくて良くなります。

さらに今回は、カメラ・ETC・ドラレコもパイオニア(カロッツェリア)で揃えました。同じメーカーで統一すれば、ナビ画面から各機器を一元管理できると思っていたからです。

カメラは、特に問題ありませんでした。

ジムニーノマドに装着したリアカメラ
納車されたジムニーノマドに取り付けたバックカメラ

ところが、ここで大きな誤算がありました。

注文後に気づいたのですが、私が選んだETCは、ナビ連動機能のない単独稼働タイプでした。

価格が安いのは良かったのですが、深く考えておらず、想定外のことでした。

ジムニーノマドのに装着した取り付けているETC機器

ETCのナビ連動機能が欲しい方は、上位機種を選んでください。こちらならナビ連動モデルです。

北森捷

「同じメーカーで揃えれば全部勝手に連動する」は完全な思い込みでした!メーカーを統一しても、機種ごとに「連動対応かどうか」が異なります。購入前に必ず確認してください。私のような後悔をしないために。


3 ジムニーへのナビ取り付け費用|今回選んだ全アイテムと2つの調達パターン

ジムニーノマドへのナビの取付けにかかる費用は、「何を揃えるか」と「どこに頼むか」 の2つで大きく変わります。

まず、今回私がジムニーノマドに取り付けた全アイテムをご覧ください。

今回の取り付けアイテム一覧

スクロールできます
カテゴリアイテムAmazon価格販売店価格(取付込み)
1 カーナビAVIC-RQ722(9インチ楽ナビ)113,588円170,000円
2 ナビ取付キットKLS-S901D(ジムニー専用)16,466円※工賃に含む
3 バックカメラND-BC9(汎用)9,973円22,000円
4 カメラ取付キットhyo rumu ジムニー専用スタンド2,580円※工賃に含む
5 ETCND-ETCS10(ETC2.0)15,300円18,700円
6 ETC取付キットAD-S101ETC(スズキ車専用)1,632円※工賃に含む
7 ドラレコVREC-MS700D(11インチミラー型)37,152円66,000円
8 キャンセラーS-TV-02(全方位モニター対応)5,502円※工賃に含む
9 スピーカージムニー専用セット5点一式34,922円60,000円
10 サブウーファーTS-WX400DA+CD-03224,359円35,000円
11 USB/HDMIケーブルビートソニック USB/HDMI延長ケーブル USB186,050円2,200円
合計267,524円373,900円

ナビに焦点を当てるとこの表になります。

スクロールできます
カテゴリアイテムAmazon価格販売店価格(取付込み)
1 カーナビAVIC-RQ722(9インチ楽ナビ)113,588円170,000円
2 ナビ取付キットKLS-S901D(ジムニー専用)16,466円※工賃に含む
3 バックカメラND-BC9(汎用)9,973円22,000円
4 カメラ取付キットhyo rumu ジムニー専用スタンド2,580円※工賃に含む
合計142,607円192,000円

差額は約5万円。この差を「プロの取付工賃」と割り切れるかどうか、が判断の分かれ目です。

個人でやっているカーナビの出張取付サービスなどを利用すれば、バックカメラの取付も含めて、3万円前後ですし、オートバックスの持ち込み取付でも3~4万円程度です。

悩ましい価格差となっています。

私がサブディーラーへの一括依頼を選んだ理由

今回、私が取り付けを依頼したのは、スズキアリーナ(正規ディーラー)ではなくサブディーラーです。

正規ディーラーと異なり、社外品の取り付けに柔軟に対応してくれる点に魅力を感じていました。

ナビ単体ではなく、スピーカー・ドラレコ・ETC・カメラを含むフルシステムを一度に取り付ける場合、専門店への持ち込みでは工賃だけで約10万円になること、さらに3日間の預け入れが必要なことが分かっていました。

一方、サブディーラーに一式を依頼すれば、納車日に取り付けが完了した状態で引き渡されます。乗り込んだ瞬間から、ナビが起動し、音楽が流れていました。

費用がほぼ同じなら、手間がゼロの方を選ぶ——私の判断はシンプルでした。

北森捷

「部品を揃えて、店まで車を運んで、3日間待つ」と「納車日に全部終わっている」。金額が同じなら、迷わないですよね。サブディーラーという選択は、今回は正解でした。

正規ディーラーで車を買った方へ

多くの方は、スズキアリーナなどの正規ディーラーでジムニーを購入されると思います。

ジムニーを正規ディーラーで購入された方は、社外品の取り付けについて別途手配が必要になります。主な選択肢は3つです。

依頼先特徴
カーショップ(オートバックス等)全国展開で予約が取りやすい。持ち込みOKの店も多い
持ち込み対応の専門店技術力が高く相談しながら進められる。工賃は高め
カーナビ取り付け専門業者ネットで探せる。価格競争あり、店舗によって差がある

なお、取付キット類だけをAmazonなどネットで購入して持ち込む「部分節約」という方法もあります。「キットは自分で用意します」と伝えると、見積もりが下がるケースがあります。


まとめ|ジムニーのナビ取り付けとパイオニア9インチを選んだ理由

今回の選択を3行でまとめます。

ナビを選んだ理由: SDカード再生・とっさの安心感・DAの上位互換

パイオニアを選んだ理由: Aピラー取り付けによる原状復帰・ブランド統一

取り付け先: サブディーラーへの一括依頼(手間ゼロで納車時に完了)

今回は「選んだ理由と費用」に絞りました。実際に選んだスピーカー・サブウーファー・カメラ・ドラレコなどの全アイテムの詳細と費用の全貌は、次の記事でまとめる予定です。

この記事があなたのカーナビ選びの参考になれば幸いです。


この記事を書いた人

クルマと共に人生をもっと楽しむために——。
「クルマと遊ぼう。」を運営する北森捷です。

私はこれまで、10台以上のクルマを乗り継ぎ、オフロードの世界にも魅せられてきました。
特にスズキ・ジムニーへの想いは強く、かつてJA11型に乗っていた経験もあります。
そして今、5ドアの新型ジムニーノマド(シフォンアイボリーメタリック2 ブラック2トーンルーフ/ATモデル)の納車を心待ちにしているところです。

ジムニーとタイヤは、私にとって単なる機械やパーツではありません。
走破性、快適性、スタイル——それらすべてを左右する、クルマとの「対話」そのものだと考えています。
だからこそ、純正タイヤの限界やオフロードタイヤの実力を、「実際に見て、触って、使ってみる」をモットーに、一次情報にこだわって発信しています。

これまでにも、タイヤの品質、選び方、メーカーごとの特徴、通販サービス(タイヤフッド、フジ・コーポレーションなど)に関する記事を多数執筆。
実体験とデータを掛け合わせた検証で、ユーザー目線のリアルな情報をお届けしてきました。

また、クルマの賢い買い方・売り方、カーアクセサリー選びにも注力。
依頼を受けて、クルマの売却アドバイスや記事監修も行っています。

ブログでは、ジムニー・ジムニーシエラ・ジムニーノマドの魅力を中心に、タイヤ選び、カスタマイズ、オフロード走行の楽しみ方まで、「クルマがあるからこそ広がる世界」を一緒に探求していきます。

一台のクルマが人生を変えることがある。
クルマとの遊び、同じクルマ好きの皆さんと分かち合えたらうれしいです。

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